長崎ヘ
今日も始発に乗り、今回の旅の主目的地である長崎へ向かう。
君も平和あってこそそこに止まれるんだぞ(笑)
中華街でちゃんぽんをいただく。
「三菱は国家なり」。
船は長崎湾を出て外海ヘ。
見えてきた。
軍艦島無事到着。年間100日くらいは上陸できないことがあるそうだ。午前中の長崎市内は曇っていたのでそんなに暑くないかと思っていたが、晴れてきてしかも地表が全てコンクリートなのでなおさら暑い。
右側は日本最古の鉄筋コンクリート造りの高層アパート跡だそうだ。
手前は石炭を運ぶベルトコンベアの基礎部分,奥は小中学校跡。
プールの底。砕けたコンクリートがごろごろ。
実際に住んだことのある,あるいは仕事で行き来していたガイドさんの解説を聴きながら、採掘と日々の生活が続いていた当時に思いを馳せる。
それにしても閉山45年でなぜこんなにも崩壊が進むのかと思っていたが、外海なので台風のときなど波が直接建物に打ちつけることも少なくないのだそうだ。今、島で唯一現役で稼働している構造物である灯台は強化プラスチック製だという。左は一部復元された中央事務所跡。
再び船に乗り,外海側をぐるっと半周。
手前右側は数少ない木造の建物のお寺跡だそうだ。
どんなものにも栄枯盛衰は必須とはいえ、大自然の力と人間の営みの無常を見せつけられたクルーズだった。関係ないけど,船の窓越しに撮った写真は微妙にソフトでノスタルジックだなあ(笑)
100万トンドック。
市内に戻ってからは復元された出島を見学。
わずかに海が見えるがわかりますか?